8 posts tagged “思ったこと”
あと帰国まで3ヶ月となりました。最後の追い込みのように日々働いて、すっかりブログをあける事もなかったほどの多忙でした。
さて、そんな怒濤の日々の中で日本に一時帰国とかしてました。帰国後の子供の学校のことをしたり、子供を連れて病院に行ってみたり、歯医者にかかってみたり、結婚式に九州まで行ってみたりと。5人はみんなそれぞれが何らかの用事があったので全員で一時帰国したわけなんです。
1年以上日本から遠ざかっていたわけで、毎日家族以外とはほとんど日本人にも会わない生活をしているためか、なんか、日本に帰るとホッとするんですが、なんかちょっと違和感。何がってどこに行っても日本人ばかり。当たり前ですが、これが妙に不自然。あと、どこに行っても日本語の看板。もちろんこれも日本なので当たり前なんですが。あと、一番困ったのはRalphとChikuwaが英語で会話してると、周りにいる人がびっくりして振り向くんです。まあ、もちろんアメリカで振り向かれることはないわけで。たった2年だけなのに、なんだか日本を外側から見られるようになったような気がします。いかに日本が特殊な国だってことを。
ついにあと半年で帰国です。
2年なんてあっという間ですよねー。仕事も遊びも子育てもラストスパートしますよー。
本日は午後からpinewood derbyというレースがありました。それがどうだったかは去年と全く同じだったのでこちらで確認してください。
Chikuwaの車はそこそこの速さ。しかし、どうしたことかRalphの車はものすごく 遅い。。。。ダントツで。なんか車の底がレールとひっかかっているようでゴールの手前で止まってしまいそうになることも。レース後には必ず誰が1位で誰が2位で最後は誰でといわれます。8レースあって8つともビリ。これは誰のせいでもなく、手伝っていた僕のせい。
最初のレースではあまりに遅くてちょっと泣きそうになっていたRalph。でも、2レース目からは負けても笑顔。途中でやめるというかと思ったら8つのレース全て笑顔で続けました。この年齢の男の子はみんなとても負けず嫌いであるように感じます。ちょっとゲームとかで負けたら怒って泣いたりして、もうやらないとか。Ralphも家族でかるたや人生ゲームをして負けると泣いて怒りますが、人前ではそれを我慢できるんだなあと。
勝って喜ぶのは簡単ですが、負けたときの態度はその人の人となりがでるかと。
自分も気をつけないと。
ここ、パロアルトの公立小学校では12月生まれから学年が変わるようになっている。つまり、12月生まれの人は日本でいうところの4月生まれのようなものである。しかし、9-11月生まれの人(日本でいう早生まれの人)には、そのまま就学してもいいし、young fiveというところでもう1年準備をしてから1年遅れてKinderに就学してもいいことになっているようである。日本人的考えだと学年を遅らせると自動的に1年間浪人したような形になってしまうので、遅らせようと考える人はほとんどいないと思われる。しかし、Ralphの学校はそうなっていない。10月生まれのRalphはいつも最年少。クラスの1/3が1歳以上年が上の子供で、つまり、遅らせられる期間に誕生日のあるほとんどの子供は1年遅らせているということになる。だからといって、その子供たちは精神年齢がとても幼いので1年遅らせないといけなかったかというと、そういうふうにはみえない。そうしている親の思惑には集団の中でリーダーシップを取れるような子供にしたいといったものが感じられる。実際に1年生のRalphのクラスでは毎日の授業では20人の生徒が4-5人の小グループに分かれて課題をこなしているのだが、優秀な(成熟した?)生徒が同じグループに含まれる事はなく、各グループに散らばるようにされており、常にそのグループ内でできの悪い子供に対して先生のような役割をさせるようにしている。つまり、クラスでトップにいると自然にリーダーシップを取るような訓練も学校でさせてもらえる訳である。極少数のエリートがその他大多数を牽引していけばいいと考えているアメリカ教育においてリーダーシップをとるという事は、最重要事項である。これを小さい頃から自然に身につけさせるという意味においては、1年遅らせて就学させていることはこのように非常に有効であるように感じる。
妻がいなくて、最も大変なのは食事です。恥ずかしながら料理は妻に任せっきりでほとんどできません。それをみんなが知っているのか、見た感じがそういう風に見えるのか、妻がいない間は親切な友人(の妻)の方々が料理を作って持ってきてくれたんです。それもほぼ毎日!!日本人の方も持ってきてくれたんですが、大半はアメリカ人。持ってきてくれる料理も人それぞれですが、どれもおいしくいただくことができました。
この件で感じたことはもちろん”ありがたい”という事ですが、もうひとつは、”お父さんはお得だ”ということ。お母さんが子供2人で過ごしていても、料理を作って持ってきてくれる人はほとんどいないですよね。これって、、、って感じですよね。女性からしたら。
本日はパロアルトの自宅近くの方がパーティーに誘ってくれました。旦那さんは白人のアメリカ人です。驚いたのは、この旦那さんがよくお家のことをするんです。メインのハンバーガーはもちろんのこと、スイートコーンにデザートのアップルパイまでオーブンで焼いてきてくれました。もちろん、専業主夫でもなんでもありませんよ。旦那さんだけが働いてるんですよ。
おーい、お茶、とか偉そうにいいながら家でゴロゴロしているような日本人のお父さんよりよっぽどカッコイイですね。ホント。
本日はパロアルトにてRalphの友人の誕生会。と、言ってもRalphのSummer schoolの時のクラスメイトで、6週間だけの付き合いだった友人です。Summer Schoolが終わってから 2週間程度たっておりますので久しぶりの再会となります。Ralphはお大喜びで、みんな楽しそうなんですが、ちょっと気になることが。誘ってくれた両親は中国人でありまして、なんと、参加者の9割は中国人。そこでなにが繰り広げられたのかというと、ほとんどの会話が中国語。。。
思えばちょうど1年前の8月1日にSan Francisco空港に1人で降り立った。
これまで、日本の地方都市のとても狭い世界で生きてきて、日本の大都市にすら住んだことがなく、外国人と話す機会なんてまったくなかった。とういか、自分の生活に全く必要なかった。しかし、必要がない訳ではなく、必要としないように生活をしてきただけだったかもしれない。映画も字幕でみればいいし、世界のニュースもほとんど日本語に翻訳されてるし、外国の学会に行っても自分の仕事の内容の英語ならなんとなく分かるし、、、。とにかく、日本にいて仕事をするぶんには全く困らない。むしろ、日本語の語彙や言い回し、文化や歴史ををもっと勉強しないといけないくらいだった。その方が英語を勉強するよりもよっぽど必要かと。
そんな生活を送っていたせいか、渡米前に何をしに何のためにアメリカに行くのかとよく尋ねられた。今の自分の生活に、どうしてアメリカに行く必要があるのかと。
自称、"世界一の国"がどんなものかを見に行ってみる。
これが本当の目的。旅行や学会で渡米しただけでは分からない何かが、生活することで分かるんではないだろうか。そんな思いを抱きながら渡米したのがちょうど1年前であった。
この1年でありえないくらい視野が広がった。間違いない。
あと1年かあ。